Substackのわかりやすい解説を書こうと調べていく中で、ふつふつと「なぜわかりにくいのか」という疑問が浮かぶようになってきた。
なぜわかりにくいのか。私が現段階で出した結論の一つが「PublicationとWriterの関係がわかりにくいから」だった。
そこでここではWriterとは何か、Publicationとは何かについて説明していく。
1つの記事があんまり長くなるのもアレだから、今回からは毎回、少しずつ消化しやすい分量で記事を配信していきます。まだの人はぜひサブスクライブしてね!
あと説明で間違ってるところや不足してるところはガンガン補足お願いします!
Writerとは
ざっくり言うと一般的なSNSで言うところの「アカウント」と同じ。
Substackでは登録した人は「記事を書く」ことが(実際に書かなくても)前提されているので全員「ライター」と呼ばれてる。
noteでいうところの「クリエイター」というノリなんだろうけど、「ライターライター」と言われるとROM専でアカウント作った人は困惑してしまうだろうなと……。
ちなみにSubstackは自分のアカウントを作らなくても他の人が書いたSubstackの記事が読めます。
ここがSubstackは「囲い込みをしない優しいプラットフォーム」だとも言えるけど「わざわざアカウントを中につくる必要なんてないじゃん」→ライター=アカウントが増えないという痛し痒しなところかも。
ライターについてはたったこれだけ。あまり難しいことはない。
Publicationとは
ざっくり言うとWriterそれぞれがSubstack内で持ってるWebサイトのことだと思っとけばいい。
Every writer on Substack has their own page, like a kind of mini-website, which shows all of the newsletters, or posts, that they’ve written .
すべてのライターはサブスタックに、ミニWebサイトのような自分のページを持っていて、そこにはそのライターが書いたすべてのニュースレターおよびポストが表示されている。
Substack 101: how to use and enjoy the platform
こちらのサイトの方のPublicationページはここ。森のPublicationはここ。
表示の仕方やAbout情報などいろいろいじくれるっぽいので、自分独自のデザインをめっちゃしたいとかでなければ、SubstackのPublicationにすべて集約してしまってもいいのかも。
PostとNewsletterはほとんど同じ意味でしょう。Substackでは投稿=ポストしたら、それがメールでの登録希望者にニュースレターとしても配信される仕組みなので。
ここまではまあわかりやすいと思う。
WriterとPublicationは1:1対応
ライターはパブリケーションを必ず持つ。それも1つだけ持つ。ここはnoteやMediumといった他のプラットフォームと感覚が違うので少し説明していく。
たとえばnoteだと「マガジン」をつくれる。投稿の内容ごとに分けてまとめることができ、それぞれを別の商品として販売したりできる。
「森さんの更年期体験レポート」と「Substackの楽しみ方」「映画レビュー」「日々の日記」。それぞれを別の「マガジン」に分けて別々に料金つけて販売したりできるのだけど、でも、これがSubstackだと全部1つのPublicationになる。
無料記事と有料記事を分けることはできるけれどそれだけ。
現状、一人のライターが複数のパブリケーションを持つことはできないみたいなので、コンセプトに基づいてきっちり分けたい人は、ライター=自分とは別にもう1つアカウントを用意するしかない。
Writerは複数のPublicationに投稿できる
ライターが所有できるパブリケーションは1つだけ。でも、一人のライターが複数のパブリケーションに記事を投稿することは可能だ。
記事を書く時に「+」と押すと「ゲスト」を追加できる。ゲストにすると、二人でコラボで記事を書くことも可能だ。コラボについてはまたここで紹介したいけれど、Substackの公式も推奨しているみたい。まあ、そうだよね。互いのメーリングリストにクロスセルできるんだから、Substackに慣れてきたら、コラボはどんどん仕掛けていきたいところだ(コンセプトにもよるが)。
必ず「コラボ」でなければいけないかというと、そういうわけでもない。自分の名前の横にある「×」を押せば、投稿者の表示から自分の名前を消すことができる。
投稿者の表示から名前が消えても、自分はOWNER。OWNERにはその記事の編集権限が常時残る仕組みらしい。
この仕組みを活かせば、Writerと呼ばれているけれども、自分は一切何も書かないで、他のライターに記事を書いてもらい、そのパブリケーションの編集長として腕をふるうといった体制も可能だ。
お店や事業、会社のパブリケーションをつくりたい場合にSubstackはピッタリなプラットフォームになるかもしれない。
お店/事業/会社で、もしくはその代表者がアカウントをつくりパブリケーションをつくる
スタッフにもそれぞれアカウントをつくってもらう
お店/事業/会社のパブリケーションの投稿で、スタッフをゲストに招く
自分の所属先のブログ投稿とか「いくら書いても所属先の成果として残る」んで萎えるじゃないっすか。おもしろくない。でも、こういう体制なら、所属先に貢献しながらも、自分の業績にもなるからいい感じだし、所属先からしても「既にあるスタッフのコネクションを利用できる」かもしれない。
Substackの世界観
機能や「できること」もそうだけど、SNSはその「世界観」がわかると理解しやすい、腑に落としやすい。最後にSubstackの「世界観」をまとめておく。
Substackは「ライターがパブリケーションというメディアをニュースレターとして登録者に届ける」サービス
中心になるのはライター。
ライターは自身が所有するパブリケーションの書き手・兼・編集長
ライター同士がNoteやPostのコメント欄で交流
盛り上がったらライター同士でパブリケーションでコラボ
さて、次回はInbox機能について見ていこう。というわけで、最後にサブスク&記事のシェアよろしく!
てか、そしたら全然わかってないわ笑
まず、sectionてのが何なのかが全然わかってない。それにパブリケーション2つ作る方法がわかんない笑
ねじまきさんの話などからも察するに、ニュースレターは複数つくることができる、みたいなことなのかな。
とにかくsubstack、ほんと用語が多すぎて、スマートさがない!機能には基本的に文句がそんなないんだけど、何をどうしてるのか、さっぱりわかってない(笑)。
1人で2つPublication作ってるかもです。
あと、PublicationにSectionが作れるのも分かりづらいんですけど、noteのマガジンみたいな使い方はできるかもです。それぞれに有料設定とかは出来ないけど。